Q:入団可能な年齢、時期は?
ボーイスカウトの「団」には、年齢別に構成された「隊」があります。
各隊と該当年齢は以下のようになります。
さいたま第211団では、いずれの年代も随時入団を受け付けています。
・ビーバー隊 小1 ~ 小2(幼稚園年長から仮入隊可能)
・カブ隊 小3 ~ 小5
・ボーイ隊 小6 ~ 中3
・ベンチャー隊 中3 ~ 高3
・ローバー隊 18歳 ~ 25歳
Q:どのような活動をしますか?
ビーバー隊では、複数年代の友達と遊びを通して「ルールを守ること」や「友達や年下を大事にすること」などを体験から学んでいきます。
例えば、具体的な集会では、市内ピクニックで初詣に行ったり、ザリガニ釣り、歌や劇の発表、簡単な工作や料理作り、などが行われています。各集会ではこれらに加えて野外ゲームなどを織り交ぜて、毎月1回~2回の集会が行われます。
カブ隊では、「初歩のリーダーシップ」や「自己表現の体験」なども、活動を通し経験していきます。カブ隊では、小集団として5~6名程度の「組」を組成します。「組」は小5~小3の各年代の混成組織で、「組」のリーダーとして「組長」「次長」がいます。「組長」「次長」は、「組」の運営管理や組員の育成を任されます。これらの経験を積みながらリーダーシップを身に付けていくことになります。
ボーイ隊では、カブ隊と同様に小集団として「班」が組成され、「班長」「次長」はより高度なリーダシップを経験することになります。
以上のように、具体的な活動内容は年代に応じた「野外活動」や、「キャンプ技術」「読図技術」「救急法」「ローピング技術」などの技術習得、「募金活動」「清掃奉仕」などの奉仕活動などを、各隊ごとに「年間プログラム」「月間プログラム」を策定して活動していきます。
これらの活動を通して、将来、社会人として必要となる「リーダーシップ」「創造力」「たくましさ」「やさしさ」「思いやり」「賢さ」などを年代に応じて、体験を通して身に付けていきます。
「りっぱな社会人になる」「一人前になる」ことがボーイスカウト活動の目的です。したがって、「ゴール」や「合格点」は一人ひとりが異なります。
また、ボーイスカウト活動では「進歩制度」という制度をとっています。
これは、年代に応じて身に付けてもらいたい「生活習慣」や「スカウト技能」などを各個人が修得していくものです。具体的には、各年代ごとにハンドブックが有り、ハンドブックに記載された「修得科目」を自発的に行い保護者や指導者に「サイン」をもらうことで、バッチ(ワッペン)を授与されて、制服にバッチを付けていきます。
Q:活動の場所や時間帯は?
各隊の活動内容(プログラム)によって、集合場所や時間帯は変化します。
ビーバー隊の場合は、「さいたま市文化センター付近」「一ツ木公園」「文蔵公民館」などでの集会が多いです。
カブ隊の場合も同様ですが、年代が高くなるので活動範囲は広くなります。
活動時間帯としては、週末(日曜)の午前中が基本ですが、プログラムの内容によっては、弁当を持参して、終日の活動の場合もあります。
集会の回数は、ビーバー隊・カブ隊ともに1~2回/月です。また、例年8月上旬にはキャンプ(小5以下は宿舎泊)を行います。
Q:費用はどの程度かかりますか?
さいたま第211団では、年間で約36,000円程度が通常活動費になります。詳細は別途ご説明します。
また、上記以外では、夏季キャンプの参加費用が概ね25,000円程度です。ジャンボリーなどの大会に参加する場合は、別途費用が発生する場合があります。
このほかに制服費用などが一時的に発生します。